Oct 04
2006
逸翁美術館 -細川護熙・加藤静允 数寄に生きる-
大好きな両氏の展示会とあって、楽しみに出かけた。
細川さんは還暦に政界を去り、晴耕雨読の日々を送られている。
私が初めて個展を拝見したのはもう何年も前の事。京都の骨董屋にて、初めての個展をされた時の事であったかと思う。
そこは白洲正子さんゆかりの骨董屋で、そのしつらえ、置いてある物全てが私にとっては勉強になったような場所だ。
敷居の高い骨董屋に、細川家当主でもあり、元首相の作品を見に行くとあって、まだ小娘だった私はやや緊張していた。