公益財団法人 禅文化研究所

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第9回 "禅と文化"の旅【終了】

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日付 2010/5/18
詳細

実施記録

恒例の禅文化研究所の1日バスツアーを下記の要項で行ないます。
西村惠信所長を講師に、名刹や美術館等を訪れ、禅の教えと文化に触れる内容といたします。
今回も禅文化研究所ならではのコースにて、皆様を新緑の京都へとお連れしたく存じます。
このツアーの模様は、ブログ禅にて紹介しております。
日時 平成22年5月18日(火)9:30~ 日帰り
集合場所 JR京都駅八条口(南側)1階
観光バスプール脇コンコース(通路)
集合時間 午前9時15分(同時に受付をはじめます)
参加費 お一人様 14,500円(税込)
※禅文化研究所後援会員の場合12,000円(税込)
募集人員 先着40名様
※最少催行25名。定員に満たない場合、中止とさせていただくことがあります。
申込方法 申し込みフォームに必要事項をご記入の上、4月20日までにお申し込み下さい。
ただし、定員になり次第締め切りとさせていただきます。悪しからずご了承ください。
*参加要項・振替用紙は追ってお送り致します。
コース (9:30)京都駅出発==(9:45)島原角屋もてなしの文化館==(11:30)閑臥庵(拝観・昼食と所長講演)==(14:30)知恩院==(17:00)京都駅
*時間はおおよその予定です。交通事情その他により変更となる場合があります。
みどころ 角屋もてなしの文化館
揚屋(あげや)建築の唯一の遺構である島原角屋。昭和27年に重要文化財に指定され、江戸時代の饗宴やもてなしの文化を伝えるべく、「角屋もてなしの文化美術館」を開館し、建物と併せて所蔵美術品などの展示・公開をされています。美術館での今回の展示は、「扇の趣(おもむき)展」。扇の意匠をこらした絵画や漆器、陶器など様々なものが展示されます。
揚屋は上流階級の人々が集う饗宴のための施設でもあり、文化サロン的役割をした事からも、大座敷に面した広庭に必ず茶室があり、庫裏と同規模の台所をも備えています。それぞれの部屋もそれは豪華で日本建築や芸術の粋をこらしたものとなっており、日本文化の奥深さ、素晴らしさを改めて感じられる事と存じます。
閑臥庵
黄檗宗の禅寺(尼寺)。江戸時代前期に後水尾法皇御自らが閑臥庵と命名し、王城鎮護のために貴船の奥の院より鎮宅霊符神をこの地に勧請し、千呆性侒(せんがい・しょうあん)禅師により開創。黄檗宗独特の伽藍と美しいお庭、さらに黄檗普茶料理のお弁当をいただき、場所をお借りして所長の講演を行ないます。
知恩院
弊所季刊誌『禅文化』215号「技を訪う-仏具木地師」にてご紹介させていただきました、立体観経曼荼羅を特別に参拝させていただきます。また、御影堂や大方丈も拝観、さらに三門にも登らせていただきます。立体観経曼荼羅が安置されている月光殿では、抹茶の接待もありますので、ゆっくりとご覧いただけます。
講師:西村惠信