公益財団法人 禅文化研究所

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禅語こよみ 2020年 【八幡の圓福寺所蔵品より】
画部分縦20cm/カレンダー部分縦22cm/横幅17.5cm
12ヶ月 月めくり
定価:本体500円(税別)
 
発行日:2019/09/01
八幡の圓福僧堂として知られる圓福寺は、斯経慧梁禅師の発願により大応国師南浦紹明禅師を勧請開山として創建され、自性寺(大分県中津市)の海門禅恪が嗣いで諸堂を整備、以後、江湖道場として今日まで多くの傑僧を輩出してきた。
令和2年(2020)の「禅語こよみ」は、禅文化研究所のデジタルアーカイブス事業として、同寺所蔵の宝物悉皆調査を1年半、合計13回に亘って行なった中から、逸品を使用させて頂いた。

-各月の禅語とうたの紹介-

1月
二人 力を尽くし 互いに威を争う
大黒は雄豪 布袋は肥えたり
(雪嶺永瑾「大黒布袋賛」)


2月
富士蓬莱 日本の東
山顔老いず 寿 窮まり無し
(大休宗休「秀峰号頌」)


3月
浪りに走って草鞋(そうあい)穿ち
長く布袋を挨して眠る
(楚石梵琦「布袋賛」)


4月
是の大明王 其の住所無し
唯だ衆生の 一念心の中に在り
(不動明王要文)


5月
南山の進士 法城の金湯
群魔退散 三尺の霜を磨す


6月
雲龍の変化 風雨を起こし
吹いて人間六月の涼と作す
(愚堂東寔「雲龍和尚入牌祖堂語」)


7月
鳳凰の性 梧桐に非ざれば棲まず
竹実に非ざれば食らわず
(鄭玄『毛詩箋』)


8月
一花一葉一楼台
水禽啼いて深花裏(しんかり)に在り
(『北磵語録』)


9月
巴山の明月 叢林(そうりん)の秋 清暁(せいぎょう)の三声 客愁を奈せん
猟犬来たらず 鎖著けず 悠然と独坐す 石岩頭
(悦堂智鈍賛)


10月
烟蒼浪落(えんそうろうらく)
深ければ掲し浅ければ厲し 一葦もて航と為す
直指単伝 有る底は忙々


11月
童子 書に倦み 鼾睡(かんすい)を知らず
(古月禅材「十六羅漢真讃」戍博迦尊者)


12月
左辺は智源を発し 右畔は行門を開き
中に箇の独尊有って 双眼 乾坤を覆う
(雲居希膺「三尊点眼法語」)

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