公益財団法人 禅文化研究所

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生のうた死のうた
著・佐伯裕子(歌人)
46判上製/244頁
定価:本体2,000円(税別)
ISBN978-4-88182-211-1 C0092
発行日:2006/6/14
本書は、佐伯裕子氏(平成三年、歌集『未完の手紙』にて、第二回河野愛子賞を受賞)が、季刊『禅文化』166号~200号に連載された同名の随筆に加筆修正して一冊にまとめたもの。
人は他人の死を知ることはできるけれど、自分の死を知覚することはできない。だからこそ、何度も「死の意味」を探りあうのだろう……。
冥界から見返したとき、生きているこの場所はきっとひたくれないに輝いているにちがいない。いま生きている「ここ」こそが、光溢れる生命の場でありすべてなのだ、と。

日常の内にある生と死を深くみつめ、それを歌に詠んだ歌人達。その歌一首一首によせて死生観を綴った、心の内に静かなる感動を与えるエッセイ集。

斎藤  史・岡本かの子・相良  宏
小池  光・上田三四二・石川 啄木
河野 愛子・寺山 修司・中城ふみ子
岸上 大作・若山 牧水・樋口 一葉
正岡 子規・釋  迢空・窪田 空穂
五島美代子・森岡 貞香・永井ふさ子
山田 邦子・保田 典子・尾崎  翠
宮  柊二・山崎 方代・佐藤佐太郎
斎藤 茂吉・九条 武子・永井 陽子
中島 歌子・富小路禎子・春日井 建
前川佐美雄・折口 春洋・多田智満子
斎藤  瀏・田山 花袋
以上35歌人

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読者からのコメント
寺山修司・岸上大作など、興味ある歌人が登場すると書評にありましたので求めてみました。他の歌人を含めて、短い文章の中に豊かな内容がこもっていました。 福島県・59歳男性
紹介文にあるとおりに、詩歌入門者の私に、短歌の背景をわかりやすく読み解くことができ、日本を代表する歌人の人生に触れることができ、とても勉強になりました。一般教養での前期の授業分の知識を得た気分です。樋口一葉が特に印象強かったです。寺山さんの新緑へのあこがれ、前川氏の「大和」への愛着、古代からのつながりの今、古代史に凝っている私は心に響くものがあります。田山花袋の歌の美しさにも感動しました。戦死・病死は少し悲しすぎます。 神奈川県・62歳女性