公益財団法人 禅文化研究所

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禅語こよみ 2015年 -小池心叟老師画賛-
画部分縦20cm/カレンダー部分縦22cm/横幅17.5cm
12ヶ月 月めくり
定価:本体500円(税別)
発行日:2014/10/01
【表紙・鳥宿池邊樹僧敲月下門】
春に百花有り 秋に月有りく
夏に涼風有り 冬に雪有り
若し閑事の心頭に掛くる無くんば
便ち是れ人間の好時節

-各月の禅語とうたの紹介-

1月
「梁の武帝、達磨大師に問う、『如何なるか是れ聖諦第一義』。磨云く、『廓然無聖』」(『碧巌録』第一則本則)。
とらわれる 凡も聖も なかりせば 九年面壁 誰をば待つや


2月
「疎影横斜水清浅、暗香浮動月黄昏」(林和靖「山園小梅」詩)。
月かかる たそがれどきに そぞろ行く 香おくる梅は どこに咲くらむ


3月
「庭前の花、生か死か」。
可憐にも 花を咲かせし タンポポよ 庭作務をする 雲水しだい


4月
「月、野水に沈む、光明蔵、蘭、春山に吐く、古仏の心」(『江湖風月集』巻下・蜀松坡憇蔵主「橘洲塔」偈)。
蘭と云い 蘭と云う 蘭を云わんや ぺんぺん草も 桜の花も


5月
「父に迷子の訣有り、子に打爺の拳有り」(『禅林句集』)
父は子を 救い育てて としをとる 父を越えたと 誤解するなよ


6月
米寿
徳山入門便棒 臨済入門便喝(『五灯会元』巻十八)
徳山の 避けて通れぬ この一棒 死ぬか活きるか 学人しだい


7月
「阿剌々」(禅語)。
あのスズメ おやおやおれを ねらう気か はねを休める 瞬すらもなし


8月
「猛虎口中に鹿を奪い、饑鷹爪下に兎を分かつ」(『禅林句集』)
なにもかも 奪い取られて 無一物 瀑布に残る 慈悲の分け前


9月
「風流五百生」(『無門関』第二則「百丈野狐」)。
煩悩の ためにこうむる 野狐身も なにをかいわん また風流


10月
「這い上がる 蟹の心や 冬の月」(『禅林世語集』)
這い上がる 蟹の心や 冬の月 これは分からぬ 南華老に問え


11月
「千渓、日は晩る、樵歌の路、帰去来兮、帰去来」(『槐安国語』巻五・大灯国師語)。
日も沈み 路も分からぬ いざさらば きこりの歌が われをいざなう


12月
「雪苦霜辛、信根を尽くす、明星、眼を穿ち、乾坤を貫く。紫金、忽ち現じて、三界に満ち、法雨、遍く八万門に舖く」(老師自作)。
釈尊の 見星成仏 去来今 同じ星みる 臘八の夜坐

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