李建華君の「聖域巡礼」      磯貝　英夫      i
全行程地図
 
第一部　西チベット・アリへ行く（二〇〇四年）        1
西チベット・アリ（阿里）へのルート ／ プロローグ ／ 北京からラサ（拉薩）へ ／ 陽光の城　ラサ ／ ラサを出発 ／ 神聖な大鳥と出会う ／ 焦ってもどうにもならない ／ マユムラ（馬攸木拉）の銀河 ／ 聖なる湖・神の山 ／ 神の山に誠意あればこそ ／ シバ神が宇宙を狂わせ、増水した川に立ち往生 ／ 自然造化の芸術――雄大なドリン （土林）／ トリン寺（托林寺） ／ グゲ（古格）王国遺跡 ／ 再見ツァンダ ／ センゲツァンポ（獅泉河鎮） ／ ルトク（日土）へ ／ バンゴンツォ（班公錯） ／ 達吉嶺の星空 ／ ワァングォー（望果祭） ／ 「第二の敦煌」サキャ寺（薩迦寺） ／ 「天湖」ナムツォ ／ ラサから北京へ
第二部　東チベット〈シャングリラからラサ〉へ行く（二〇〇五年）      57
プロローグ ／ 吉祥如意の地　シャングリラ（香格里拉） ／ スンツェリンゴンパ（松賛林寺） ／ ベンシラン（奔子欄）に向かう ／ 梅里雪山 ／ 「チベット区にようこそ」 ／ ツァカロ（塩井） ／ マルカム（芒康） ／ ドゥカ（竹卡） ／ ドゥンダラ（東達山） ／ ハゲワシと黒い犬の激戦 ／ ポムダ魚 ／ ガマラ（業拉山）の峠 ／ 怒江山七十二のヘアピンカーブ ／ クラス担任の単先生 ／ 怒江 ／ 五体投地のチベット族夫婦と女の子 ／ 美しいラウォ（然烏）湖 ／来古氷河 ／ ラウォの朝 ／ 白は至上の色 ／ ポメ（波密） ／ 冬虫夏草 ／ タンメ（通麦）（一） ／ パロンツァンポ（帕隆蔵布）とイオンツァンポ（易貢蔵布） ／ 五体投地の礼をして聖地に向かう一家 ／ タンメ（通麦）（二） ／ ペイロン（排龍）天険 ／ 憧れの蓮華聖地 ／ 魯朗石鍋鶏 ／ ナムチャバルワ　次の機会こそ ／ 八一鎮　また冬虫夏草 ／ ネャンジュ（尼洋河） ／ 日多郷中心小学校 ／ ガンデン寺（甘丹寺） ／ 国慶節のラサ
第三部　川蔵北路を歩く（二〇〇七年）        133
プロローグ ／ 川蔵北路ルート ／ 合流の地　成都へ ／ 都江堰 ／ 悪夢の大渋滞 ／ パンダの故里・臥龍 ／ 四姑娘山に五姑娘か ／ 小金・赤軍長征のゆかりの地 ／ 甲居蔵寨 ／ ロンタク（丹巴） ／ ダンゴ（炉霍） ／ カンゼ（甘孜） ／ カンゼゴンパ（甘孜寺） ／ マニカンコとイルンラツォ ／ 雀児山を越える ／ デルゲ（徳格）（一）　リン・ゲサル王の故郷 ／ デルゲ（徳格）（二）　デルゲパルカン（徳格印経院） ／ デルゲ（徳格）（三）　ゴンチェン寺（更慶寺） ／ デルゲ（徳格）からぺユル（白玉）へ ／ 町の寺か寺の町か　ぺユルとぺユル寺 ／ 多瀑溝 ／ デルゲ（徳格）からチャムド（昌都）へ ／ 千秋の功罪　何をか言わん ／ チャムド（昌都）（一）　山に囲まれ水に寄り添う美しい町 ／ リウォチェ（類烏斉）とツクラカン（査傑瑪大殿） ／ チャムド（昌都）（二）　チャムパリンゴンパ ／ ポムダ（邦達） ／ 米堆（ミードゥイ）氷河 ／ タンメ　名も知らぬ雪山 ／ ギャラベリ（加拉白塁）とナムチャバルワ（南迦巴瓦） ／ 仲秋の名月 ／ パソンツォ（巴松錯） ／ チベットの水で中国を救え ／  ヤムドクユムツォ（羊卓雍錯） ／ カローラ（卡惹拉） ／ デプン寺（哲蚌寺） ／ ゲーピンさんの家を訪ねる
第四部　青蔵鉄道を行く（二〇〇八年）        215
プロローグ ／ 北京―西安―蘭州―西寧 ／ 青蔵鉄道（一）　西寧―ゴルムド（格爾木） ／ 青蔵鉄道（二）　ゴムルド（格爾木）―ナクチュ（那曲） ／ 青蔵鉄道（三）　ナクチュ（那曲）―ラサ ／ ラサ（一）　ジョカン（大昭寺） ／ ラサ（二）　マジェアミ（瑪吉阿米） ／ ラサ（三）　同郷の店で昼食 ／ ラサ（四）　ポタラ宮 ／ ジョグラ（雪古拉）経由でシガツェ（日喀則）へ ／ シガツェ（日喀則）とタシルンポ寺（扎什倫布寺） ／ ギャンツェ（江孜） ／ バルコンチューデ（白居寺） ／ 輝く銀嶺 ／ チベットよ　また会う日まで
完結編      259
一 ／ 二 ／ 三 ／ 四
ヒマラヤ行――巡礼は続く（二〇一三年）      271
プロローグ ／ 活気の消えたラサ ／ チョモランマとヒマラヤの山々 ／ シシャパンマ（希夏邦馬） ／ サムイェゴンパ（桑耶寺） ／ キーロン（吉隆）

あとがき      著　者      289