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訓読 元亨釈書 全二巻
原著・虎関師錬
編著・藤田琢司《1970年、愛知県生。立命館大学文学部史学科日本史学専攻卒業、佛教大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、禅文化研究所所員、佛教大学非常勤講師。著書、『日本にのこる達磨伝説』(禅文化研究所刊)など》
B5判/総1630頁 上製本函入り/分売不可
定価:本体40,000円(税別)
ISBN 978-4-88182-262-3 C0015
 
発行日:2011/11/21
―現存する我が国最古の総合的僧伝 完全訓読!初の詳細解説付
●虎関師錬が鎌倉末期の元亨2年(1322)に編纂した仏教史。全三十巻。仏教伝来より鎌倉時代までの日本仏教史を体系的にまとめた書物としては最も古い。歴史・宗教はもとより日本文化全般を知るための重要資料。
●虎関師錬自筆本を含む東福寺海蔵院本(重要文化財)を底本とし、学界で最も重要とされるその貴重な影印を全編収録した。
●上段には通用の漢字で原文を翻刻、他本により綿密な校訂を施し、下段には豊富なルビを付した訓読文を配した。
●人名・地名・寺社名・書名などには詳細な解説を施した。
●巻末には、固有名詞から引くことのできる索引を収めた。
*禅文化研究所のホームページで提供している「黒豆データベース」で提供する『元亨釈書』原文のテキストファイルにも本書の立伝者番号が入力されているため、パソコンと併用して利用されるとさらに便利である。
【推薦文】
虎関師錬の『元亨釈書』は、完本として現存する最古の日本の僧伝であり、仏教史の研究者が必ず参照しなければならない基礎史料である。しかし、師錬の該博な知識と文才に裏付けられたその原文は難解で、決して読みやすいものではない。藤田琢司氏の訓読本は、善本とされる東福寺写本の影印とそれに基づく本文の校訂からはじめ、学術的な手続きを踏まえた信頼できる訓読を提供する。そればかりでなく、人名・神名・寺社名・書名に関して巻末にまとめて解説が付されており、一種の辞典として使うことができる。利用者にとってこれ以上なく便利である。『元亨釈書』の決定版として、その研究を大きく進展させるばかりでなく、今後の日本の仏教史研究にとっても必要不可欠な一書となるであろう。
末木文美士(東京大学名誉教授・国際日本文化研究センター教授)
 
 

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