公益財団法人 禅文化研究所

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DVD禅僧が語る 横田南嶺老師 「精一杯生きよう」
企画・禅文化研究所
制作・映像工房サンガ
発売・禅文化研究所
DVD・冊子付き・55分
定価:1,650円(税込)
ISBN978-4-88182-269-2
発行日:2010/7/20
2歳で遭遇したおじいさんの死。小学校の同級生が白血病でこの世を去り、幼少期から「死とは何であるか」が一大事であった南嶺老師。既にその頃より坐禅を始められ、中学生で生まれ故郷、和歌山・由良の興国寺の目黒絶海老師より、初めての公案をいただいたという。
大学生時代に小池心叟老師のもとで出家し、修行を続けてこられた老師が、34歳にして僧堂師家、45歳という若さながら円覚寺派管長になられたのは不思議ではない。
「導くというよりも、お坊さんは和合を大切にします。一緒に雲水と修行をしています」と、今もなお修行を続けておられる老師は、傲る事なく、常に我々と同じ目線で、我々の所にまで降りてこられてお話下さる。修行で培ったもの、得たものを分かち合う精神を貫かれている老師の在り方に、毎月の日曜説教会には400超の人々が集まり、様々な坐禅会が開催され、鎌倉円覚寺での禅の興隆には目をみはるものがある。その土台を作ってこられた円覚寺の歴代管長、老師方のお話も交え、また、大震災や原発問題に直面している我々のくらし方の手本となり得る僧堂の様子の影像も非常に興味深い。


この「DVD禅僧が語るシリーズ」は、一度見て終わりではなく、事ある事に繰り返しご覧いただきたいシリーズとなっています。
人生には様々な事があります。その時々の自身の状態により、響いてくる言葉は毎回違うはずなのです。ご覧になられた皆様が、様々な“気づき”を持たれる事を切に願いお届けしております。
是非ご覧になってみてください。感想もお待ち申し上げております。
 
【円覚寺派管長 横田南嶺老師】
室号・青松軒。昭和39 年(1964)、和歌山県新宮市出身。大学在学中に東京都文京区の龍雲院、小池心叟老師について得度。建仁僧堂を経て、円覚僧堂の足立大進老師に参じて法を嗣がれた。平成11年(1999)、円覚僧堂師家に就任、同22年(2010)、大本山円覚寺派管長に就任。

―幼少期
―出家
―修行
―僧堂師家
―開かれた寺
―社会との関わり
―死について
―生きる
―宗門の未来
―贈る言葉

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読者からのコメント
敬老の日の記念に取得。感銘を受けているバイト通勤電車内で何回も聴いてます、わらべ地蔵を彫に東慶寺に向います。 ウッチャン