2018春 圓福寺 ―京都八幡達磨堂 寺宝展
日付 | 2018/4/3 |
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場所 | 花園大学歴史博物館 |
詳細 | ![]() 雄徳山圓福寺(京都府八幡市、臨済宗妙心寺派)は、天明3年(1783)、斯経慧梁(しきょうえりょう、扶宗大綱禅師、1722~1787)の発願により、大応国師(南浦紹明、1235~1308)を開山に迎え建立されました。創建時に石清水八幡宮別当田中家から託された「達磨像」(重要文化財)を安置していることから「達磨堂」と称され、古くから八幡の人々に信仰されてきました。 江湖道場として斯経慧梁が圓福寺に興した僧堂では、現在もその教えを受け継ぎ、多くの雲水がその禅風を守りつつ修行に励んでいます。また中興・海門禅恪(かいもんぜんかく、1743~1813、円通妙覚禅師)の尽力によって、庫裏や旧禅堂、山門などの主要な堂宇が建立され、さらに、圓福寺十四世・宗般玄芳(そうはんげんぽう、1848~1922)は有栖川宮威仁親王(ありすがわのみやたけひとしんのう、1862~1913)の帰依を受け、深い交流がありました。 このたび、当研究所が行なっておりますデジタルアーカイブス事業として、花園大学歴史博物館と共同で調査した機会を得て、はじめて本格的に公開できる運びとなりました。歴代住持遺墨など寺史関係資料のほか、宗般玄芳老師が帰依をうけた有栖川宮家ゆかりの品々なども展観し、圓福寺の歴史、宗風を概観します。また圓福寺の歴史のなかで育まれた中世から近代にいたる美術作品の優品をご紹介します。 会期:2018年4月3日(火)~6月2日(土) ※会期中、大幅な作品の展示替を行ないます。 前期:4月3日(火)~5月5日(土・祝) 後期:5月7日(月)~6月2日(土) 開館時間:10:00~16:00(土曜日は14:00まで) 休館日:日曜日、年4月30日(月・祝)~5月2日(水) ※但し、大学行事により臨時休館する場合があります。 主催:公益財団法人 禅文化研究所・花園大学歴史博物館 協力:圓福寺(京都府) 入館料:無料 *お問い合わせは、花園大学歴史博物館・花園大学入試課広報担当(TEL 075-811-5181・FAX 075-811-9664 )まで。 ◆ちらしPDFはこちらからどうぞ |