2017冬 蘇山玄喬 ―禅画と墨蹟 展
日付 | 2017/12/11 |
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場所 | 花園大学歴史博物館 |
詳細 | ![]() 徳源寺・円福寺・見性寺所蔵品 近世禅林における禅画と墨蹟が注目を集め、国内外を問わず現代の人々を魅了しています。そのなか、江戸時代の後期において、数多くの禅画と墨蹟を遺した蘇山玄喬(そざんげんきょう・1799-1868・神機妙用禅師)の存在を忘れてはなりません。蘇山の禅画は、伝統的な画題を踏襲するものから、独自のものまで多岐にわたり、近代の禅僧にも影響を与えました。 蘇山は文久2年(1862)、徳源寺(愛知県名古屋市)の開山に請ぜられ、翌年に専門道場を創建します。現在に至る僧堂の礎を築いた師の墨蹟には、祖師形の教えを整然と説いた姿勢がうかがえます。 本展覧会では、蘇山玄喬禅師150年遠諱を記念し、徳源寺の全面的協力のもと、同寺および由緒寺院である円福寺(京都府八幡市)・見性寺(熊本県熊本市)に蔵される蘇山の禅画と墨蹟を紹介します。蘇山遺墨のみ展覧する本格的な展覧会は本展が初の試みであります。これらの遺墨を通じて、師の禅風と教えに触れていただければ幸いに存じます。 なお、本展は、禅文化研究所デジタルアーカイブス事業において花園大学との共同調査の成果です。 会期:2017年12月11日(月)~2018年2月3日(土) ※会期中、大幅な作品の展示替を行ないます。 前期:12月11日(月)~1月13日(土) 後期:1月15日(月)~2月3日(土) 開館時間:10:00~16:00(土曜日は14:00まで) 休館日:日曜日、2017年12月28日(木)~2018年1月8日(月・祝) ※但し、大学行事により臨時休館する場合があります。 主催:公益財団法人 禅文化研究所・花園大学歴史博物館 協力:徳源寺(愛知県)・円福寺(京都府)・見性寺(熊本県) 入館料:無料 *会期中に記念講演会を1回開催いたします。詳しくはこちらをご覧下さい。 *お問い合わせは、花園大学歴史博物館・花園大学入試課広報担当(TEL 075-811-5181・FAX 075-811-9664 )まで。 *講演会についてのお問い合わせは、禅文化研究所(TEL 075-811-5189)まで。 ◆ちらしPDFはこちらからどうぞ |