公益財団法人 禅文化研究所

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調査研究

『神会語録』研究会

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現状 研究中
詳細 敦煌写本禅宗文献の中で最も重要なものの一つに神会関係のものがあります。神会の語録の校訂本には、つとに、胡適氏、鈴木大拙氏のものがありますが、敦煌博物館本やいくつかの断片写本が出揃うと、従来の校定には限界のあることがわかり、新たな定本、正確な訳文、詳細な注釈の作成が待たれていました。本会ではこの点を重視した読解を進めていきます。

令和2年度はコロナ禍のために休会。
 
※本研究会は、以前は「唐代語録研究B班」と称し、入矢義高先生を講師にして進められてきました。研究対象となった語録は以下のとおりです。
『馬祖語録』(昭和55~58年度)
『玄沙広録』(昭和59~61年度) 『玄沙広録』上・中・下として公刊。
『南泉語録』(昭和61~平成1年度)
『睦州語録』(平成1~3年度)
『百丈語録』(平成4~5年度)
『達磨三論』(平成6~8年度)
平成9年度より、神会研究を行なっている。
平成18年6月、『神会の語録 壇語』を公刊。
班長
班員
班長  西口芳男
班員 衣川賢次(花園大学教授)/中島志郎(花園大学教授)/北畠利信(花園大学非常勤講師)/松岡由香子(山水庵庵主)/千田宗琢(花園大学非常勤講師・国際禅学研究所研究員)/久保讓(禅文化研究所研究員)