第12回 臨黄教化研究会

 

2017-02-13-13.48.14.jpg2月13日~14日と、第12回「臨黄教化研究会」を花園大学にて開催しています。

本研究会は、現代社会の諸問題をテーマに積極的な意見交換を行ない、そこでの結果や課題を各自が寺院活動に生かすことを目的とした、臨済宗黄檗宗僧侶の研究会で、今年で12回目となります。
今回は、援助的コミュニケーション「傾聴」をテーマに、仏教の原点を顧み、僧の本務を考え、講演と演習を通して、参加者自身が聴く意味を明らかにすることを目指します。

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1日目には基調講演として「聴くことの意味について」と題して、村田久行先生(京都ノートルダム女子大学名誉教授・日本傾聴塾代表)にご登壇いただきお話をうかがい、参加者は熱心に拝聴していました。

その基調講演を基礎にして、分科会にわかれて傾聴に関してのグループワークを実際に行ないました。傾聴僧の会の方々にお手伝いをいただき、それぞれのグループでサポートにあたっていただいています。

2日目には、前日の研究会をふまえてのシンポジウムを行ない、午後には再度、グループワーク(実践)を行ない、最後にグループ発表(総括)というスケジュールです。

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研究所の花 2017/2-1

1月末の滋賀の大雪で、自坊の梅の木も少し被害を受けて、大きな枝が折れてしまったものがありました。もったいないので、しばらくバケツに入れておいたのです。

枝振りもよくないですが、その中から少し切り出したものと、境内の藪椿。朝の暗い内に伐ってきて研究所に持ってきて飾りました。

 

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そして雪でなぎ倒されてしまっていた水仙を少し。

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先般のサンガセミナー「日々の花」講座で残り物をいただいた木蓮と、これまた藪椿を玄関の掛け花入れに。

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ご笑覧下さい。

 

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またまた本を買ってしまった

 

blog_2017-02-07-15.56.jpg禅文化研究所資料室の書架

 

小生は、禅文化研究所に出勤せず、在宅(在寺?)で仕事をしている。よって、膨大な蔵書数を誇る禅文化研究所資料室の本を自由自在に見られるわけではない。往復3時間を使って閲覧に行くのも面倒である。
ところがこのごろFAXが調子悪いと言うと、写メールというものを教えてもらった。後輩所員に某書の某頁を見たいと依頼すると、写メールというものが送られて来る。聞けば、スマートフォンで写真を撮り、その画像データをメールで送るのだそうである。いやはや、画像は鮮明で、通信時間も短い。これはしめたと思い、後輩所員を乱用して来たが、後輩には後輩の仕事があるのだと気づき、少し反省をした。

そこで、最も写メール依頼を多く頼んだ、『五山文学全集』を買うことにした。ネットの「日本の古本屋」を検索すると4万円だった。高いか安いかは分からないが、後輩所員に迷惑をかけずに思う存分読めると思い購入した。ついでに、『五山文学新集』も買ってしまおうと思ったが、これは、12万円もしたので購入せず、悪いとは思うが、後輩のシャメールに頼り続けることにした。

ところで、古本屋さんには、若い時分から随分とお世話になって来た。学生時代、トーマス・マンに傾倒していた小生は、既に結婚していた家内に、千円札を20枚ほど渡し、「店主の前で、1枚1枚かぞえろ。そうすれば、店主も14枚ぐらいでとめてくれるから」と教え、古本屋に行かせた。『トーマス・マン全集』は、1万8千円だったのである。ところが家内は、1万3千円で買って来た。差し引き5千円は、当時の我れらにとっては1カ月分の食費に相当した。その『トーマス・マン全集』を全部読んだかについては、聞かないでほしい。ドストエーフスキイは、1万5千円だった。これも、家内は1万2千円で買って来た。どうやら、あの時代の古本屋の主人は、学者や文学者のタマゴを、かいがいしく面倒をみている、少女のように見える御婦人には弱かったのであろう。ところが、タマゴがかえれば、少女は一変するのだ……。

さて最近、古書で最も驚いたのは、『諸橋大漢和辞典』全13巻の7千円である。小生は、辞書を乱暴に使用するので、数年に1度は買い換えねばならない。『諸橋大漢和辞典』全巻が七千円である。7万円ではないかと目を疑ったが、やはり七千円である。小生が学生時代、7千円では1巻も買えなかった。どうしたことだとは思ったが、小生の書棚には、新品同様の『大漢和辞典』13巻が、7千円で並んだ。

今、本は売れないと言うけれど、トーマスもドストエーフスキイも、芥川も潤一郎も、もちろん新作も、面白い。特に昔の全集本は、装丁(デザイン)も素敵で、書棚に並べておくだけでも幸福感いっぱいになる(小生だけかな?)。ましてや、お坊さんだったら、やはり『諸橋大漢和辞典』13巻は必須だろう。今こそ本を買って、心を豊かにしようではないか。

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いつも客室にあります

 

blog_MG_1302.jpg季刊『禅文化』最新号(243号「特集・遠諱報恩大摂心からの一歩」)発刊以来、宗門や一般読者の皆さまからさまざまなご意見をお寄せいただいております。ありがとうございます。

手に取ってくださった方の声というものは、本当にありがたいのです。即座に目に見える形で反映できる内容ばかりではありませんが、お葉書やお電話をいただく度に身の引きしまる思いです。

また、このたびから、大本山妙心寺と大本山南禅寺のそれぞれの宿泊施設である、花園会館様南禅会館様の全客室に、季刊「禅文化」の最新号を常設していただけることになりました。

この雑誌は街の書店にズラリと並ぶような発行形態ではありませんので、そういう意味では新しい読者と偶然のご縁をつなぎにくい媒体です。

ご宿泊客に気軽にお読みいただける環境を新設できたことは大きな一歩であり、このような機会をご提供くださった両会館様に改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。

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旧正月

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1月があっという間に行き、もう立春も過ぎました。2月もあっという間に去って行くことでしょう。

中国はいま春節で、お願いしている漢文データ入力の仕事も、春節があけるまでやってもらえないようですが、これもお国柄なので仕方なし。

さて、今年の旧正月は1月28日だったようですが、私の自坊の檀家さんのある1軒は、毎年、旧正月にご祈祷にお参りを頼まれますので、今年のお参りをしてきました。

写真はお参りが終わってからなので、ロウソクも燃え尽きていますが、ご了承を。

いつから続けてこられているのでしょうか。少なくとも私の先々代の時にはお勤めしていたことがわかっています。お寺でやる大般若祈祷会と同じく、一人ではありますが、般若心経3巻、理趣分看読、観音経、大悲呪、消災呪、(改磬して)、仏頂尊勝陀羅尼、消災呪、そして祈祷回向。一通りのお勤めの間、ご家族は揃って、読めるお経はついて読まれます。いちばん達者に読めるのが、20歳過ぎの娘さん。このお家の信心深さを物語っているようです。

ちなみに通常は新年早々にされる各寺院の祈祷法要ですが、自坊のあたりは、どのお寺も3月にされることになっています。

昔は雪が深くて移動もままならなかったからでしょうか。今年はよく積もりましたから、それもありかと思っています。

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