「中国旅行記1(竜門石窟)」

本ブログですでに別のスタッフが報告していました「臨済禅師1150年遠諱 日中合同法要記念訪中」の記録。解団後に組まれていた長い方のコースでは、洛陽の龍門石窟、崇山少林寺、そして上海の玉仏寺や豫園を訪ねました。
3回にわたって、その旅行記を書いていくことにします。

IMG_8086.jpg新幹線に乗り石家荘から約3時間かけて洛陽へ。

IMG_8096.jpgIMG_8101.jpg到着後、約20分ほどバスに乗って竜門石窟に向かいます。石窟の入り口までは専用カートで10分ほど移動。

IMG_8110.jpg入り口に到着しましたが、かなり日差しが強く日よけ対策は必須でした。

IMG_8153.jpgIMG_8202.jpgこの石窟竜門石窟寺院は2000年に世界遺産に認定され、敦煌の莫高窟、大同の雲崗石窟と並ぶ中国三大石窟の一つであるそうです。石窟は1352ヵ所もあり、全長は1kmにも及びます。
この石窟寺院の造営は494年ごろから開始され、唐時代末まで約400年にわたって続けられたそうです。

IMG_8167.jpgIMG_8144.jpgIMG_8161.jpgすべて手彫りで、彫られた仏像は、約10万体であるということ知り、壮大な労力と時間を費やして完成されたそうです。
また、文化大革命の時に殆どの仏像が破壊され、顔や手のない仏像がたくさんみられました。仏像の中には数センチの仏像もあり、大小様々な仏像を拝見することが出来ました。

IMG_8172.jpgなんと言っても見所はメインの盧舎那仏(東方のビーナス)とも呼ばれているそうです。高さは17メートルあり、その左右に2体ずつ比丘、菩薩、天王、力士の巨像が9体が彫られています。

P1060162.jpg対岸からみる石窟群が一番絶景というこで、一団で記念撮影。


暑さと急な階段の上り下りで歩き疲れたせいか、次の嵩山への移動のバスでは殆どの方がおやすみになられていました。
(つづく)

by admin  at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

大本山永源寺 開山寂室禅師650年遠諱法要


eigen_01.jpg

去る11月7日、雲一つない晴天の下、永源寺派大本山瑞石山永源寺(滋賀県東近江市)にて正燈国師650年遠諱法要が厳かに執り行われた。
建長寺派、建仁寺派、大徳寺派、円覚寺派の管長をはじめ、僧堂師家や諸尊宿が大勢参列され、また檀信徒や一般来賓で大方丈は張り出し桟敷も含め参列者で埋め尽くされた。

我々禅文化研究所職員とも親しみの深い永源寺派管長道前慈明老師が導師を勤められ、厳かに展供十八拝式が行なわれた。その後、楞厳呪が唱えられ、約一時間半の儀式となった。

永源寺の開山正燈国師寂室元光禅師は美作の産、約翁徳倹の法を嗣ぎ、入元して中峰明本に参じた。
本山の直下を流れる音無川の渓谷のように清冽なその禅風は、後世、多くの人々に慕われた。

禅文化研究所としては今回、記念出版『訓註 永源寂室和尚語録』編纂のお手伝いを許されたことは光栄であった。
また『禅文化』誌242号では寂室禅師に関する特集を組み、管長の道前老師を始め多くの方々から玉稿を賜わった。
禅師を偲ぶきっかけとなれば幸いである。

eigen_02.jpg

by admin  at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

泉屋博古館 特別展「高麗仏画-香りたつ装飾美」


001.JPG京都は岡崎にある、泉屋博古館に行ってきました。南禅寺、永観堂、法然院など有数の紅葉名所が建ち並ぶエリアとあって、一帯は大混雑だったのですが

002.JPG館の周辺は、こんなに静か。山裾の瀟洒な美術館です。

003.JPG泉屋博古館は住友家が蒐集した美術品を保存・展示する施設。特に第15代・住友春翠(友純)が集めた中国の古銅器と鏡鑑は白眉で、中国以外では最も充実したコレクションといわれているそうです。実際、広い展示室が4つもありじっくり観るなら半日は必要かも。

004.JPGエントランスにて。遊び心のある演出が少し意外でした(いくつになってもこういう仕掛けには心が動きますが、あいにく単独行動でした。残念です)。

005.JPG前置きが長くなりました。この日の目当ては、高麗王朝後期(13~14世紀)に制作された華麗な仏画。館所蔵の重文「水月観音像(楊柳観音像)」の全面解体修理が終わったタイミングで、国内38年ぶりという高麗仏画の特別展が開催されているのです。

かつて韓国で高麗仏画を拝見する機会に恵まれた私は、一目でその繊細な美しさの虜になってしまったのですが……。現存する高麗仏画は全世界でも160点ほどだそうで、まとまった形ではあまりお目にかかれないのが実情と知りガッカリ。まさかこんな日がやってくるとは。とても嬉しかったです。

006.jpgこれらの荘厳は仏の徳を表わすのだそうです。やはり、このうっとりするほど繊細な装飾が人の心を掴むのでしょうか、開会早々すでに人気の展覧会だとか。会場では修復の技法や成果なども紹介されています。「どれだけ細かいんだ」と気が遠くなる作業ぶりですが、人が畏敬の念を抱く仏画の秘密を垣間見た気もしました。皆さまも是非。

by admin  at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

最高の一日

 

IMAG3689.jpg去る夏の日、『訓註 永源寂室和尚語録』(永源寺開山語録研究会編)全3冊箱入りが、小生の山寺に届けられた。この本にたずさわって何年になるだろう。2年3年は没頭していた。

本を作る製作者には、この日が一番うれしい。

特に小生の場合、漢文の1字1字を調べ上げていく作業だから、日常的には喜びはない。ドラマの「トト姉ちゃん」とは少し違う。毎日が発見の日々、感動の日々ではない。

しかし、この日だけは格別である。原稿書きは、その本がどう仕上がって来るのか分からない。事前にPDFで見せてもらうが実感はわかない。

製作者にとって、1冊の本は、嫁がせる我が娘のようなものである。お嫁さんは綺麗にこしたことはない。いや、生まれて来る赤ん坊のようなものだ。ケガはあるまいか、カワイイだろうかと気が気ではない。

今日、それが届き、ケガひとつせず、カワイくて綺麗であった。装丁担当の○○さんに頭を下げて、感謝するのみである。

季刊誌『禅文化』も同じだ。編集者は、月の4回、25日だけが喜びである。それも1分。もう次には、次号・次々号の編集が待っている。1冊の本や雑誌を作り上げていくということは、そんなことである。

余談だが、我が家内が、コップにサイダー水をそそぎ、小生のコップにはビールをそそいでくれ、「おめでとう」と言って、乾杯をしてくれた。

このうえもない1日であった。

 

※本書『訓註 永源寂室和尚語録』は、昨日(11月7日)に大本山永源寺で勤められた寂室元光禅師の650年遠諱を記念して発刊。禅文化研究所にて発売いたしております。

 

by admin  at 08:42  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

「近世京都の宮廷文化 ~宮廷大礼文化の風景~」展

 

近世京都の宮廷文化_omote.jpg

昨日のブログ禅で書いた光雲寺に遺る東福門院像は、現在、この「近世京都の宮廷文化 ~宮廷大礼文化の風景~」展に出品されています。まことに京都ならではの展覧会、お運びになってみては如何でしょうか。

上記リーフレットの裏側も掲載させて頂いておきます。いずれの画像もクリックすると大きく表示します。

近世京都の宮廷文化_ura.jpg

 

by admin  at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)
2017年2月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28