研究所の花 2017/4

 

blog_MG_1877.jpgおはようございます。今週の研究所の花。
先般のブログで庭に生えているヒメリュウキンカをご紹介しましたが、玄関に生けてみました。

応接室には、クリスマスローズを中心に。

blog_MG_1878.jpgそして、無文老師のご遺影にも。

blog_MG_1879.jpg最近、改めて無文老師のご法話を読む機会があり、いいお話は、時節がすぎても朽ちないなぁと思う次第です。

さて、新年度も始まりました。気持ちも新たに、気を引き締めて参りましょう。

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降誕会と花折始

お彼岸も終わり、もうすぐ4月です。4月と言えば8日、降誕会(ごうたんえ)、お釈迦さまのお誕生日です。花御堂(はなみどう)を作り、小さな指で天と地を指す赤子のお釈迦さまをお迎えして盆の中に立て、甘茶をそそぐ、なんともほほえましい法要です。

降誕会の花祭りについては、別のスタッフが書くかもしれませんから、わたしは、皆さんがあまり聞き慣れない「花折始(はなおりはじめ)」について少し紹介します。

この行事も4月8日に行なわれます。特に兵庫県の一部で盛んなようです。わたしの山寺は、その兵庫県の一部にあります。わたしの地方では、初花折(はつはなおり)と呼んでいます。これは、他家に嫁いだお嫁さんの実家に、新しい仏さんが出られた時、お嫁さんが実家に帰り、その仏さんの墓参りをするという行事です。路傍に咲く花を手折(たお)って、墓前に供えるから花折なのでしょう。

この「仏さん」というのは、亡くなられた人のことですが、わたしたちは、死者などと即物的には呼びません。成仏なさったから、皆さん「仏さん」なのです。

昔は、現在のように、お嫁さんが自由に実家に帰ることなどは許されていませんでしたので、この初花折の日だけは、しゅうとさんや、しゅうとめさんに気がねせずに実家に帰れたのでしょう。この行事も降誕会に由来するものでしょうから、お釈迦さまも、いきなはからいをされたものです。

寺院によっては、降誕会の法要に合わせて新仏供養を行なわれているところもあるようです。

blog_170331.jpg現代のお嫁さんたちは、気楽に実家に帰っておられるようですので、来たる4月8日は、実家の墓前で手を合わせて、ご先祖さまの冥福と、我が身の近況報告をなさってはいかがですか。心が洗われると思いますよ。

ところで、実はわたしの地方では、降誕会も花折始も、月遅れの5月8日に行なわれます。陰暦の4月は初夏なのですが、この地方では、4月に花なんか咲いていませんし、5月でさえ、花御堂の屋根を葺(ふ)く花を集めるのは一苦労です(最近は田圃にレンゲがありません)。でも、4月に行なわれる地域もあるでしょうから、早めに紹介しました。

どこかで、「彼岸会に続いてまた墓参りか。このごろの禅文化のブログは、なんだか説教くさいなあ」という声が聞こえてきそうなブログでした。ごめんなさい! でも、わたしの心からの願いなのです。

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第5回白隠塾フォーラム「白隠と地獄」に行ってきました

 

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箱根や富士山麓のサファリパークでは雪が積もったという、季節外れに寒かった去る日曜日、静岡県の沼津市駅前のプラザ・ヴェルデで開催された、第5回白隠塾フォーラム「白隠と地獄」に行って参りました。
今回の講演は塾長である芳澤勝弘先生と、禅文化研究所前所長の西村惠信先生によるものです。

blog_MG_1857.jpg白隠塾の会員塾生や一般来場者を含め、200名以上の熱心な方々が来場されていました。

blog_MG_1866.jpgまずは芳澤先生。プロジェクターで白隠禅師の語録『荊叢毒蘂』の版本を見せながらのご講演のようです。残念ながら私は物販をしていたため拝聴まではかないませんでした。

1時間ほどのご講演の後、一旦休憩。事務局により簡単なティーパーティのように設営がなされ、お茶やお菓子が振舞われています。こちらはその間も研究書刊行の西村先生・芳澤先生のご著書を中心に販売させて頂きました。

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休憩に続いて、西村惠信先生の講演です。冒頭から会場からは笑い声が。いつもの調子で場内の方々の反応もいいようです。

blog_MG_1869.jpg1時間の講演予定が、興に入られたのか超過してしまい、最後に予定されていた芳澤先生との対談はカットされましたが、講演後には来場者から大変わかりやすく興味深いお話だったとの声が聞こえました。

そこで、西村先生には急遽サイン会もお願いしましたところ、続々とご希望者がありまして、販売しております私もテンヤワンヤで嬉しい悲鳴となった次第です。おかげさまでいつもより売り上げさせて頂きましたし、出張費もまかなえそうでホッとしました。

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熟年の方が多いようでしたが、悪天の中を遠方からみえてこられた方もおられたようです。白隠禅師250年遠諱の今年、ますます、白隠禅師に対する興味は深まるばかりです。

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棚卸し

 

blog_MG_1848.jpg平日だというのに、嵯峨の方に行くと、かように多くの観光客がみえています。大半は外国人のようでもありますが。

さて、年度末となり、禅文化研究所も毎年、この時期になると棚卸しという作業が待っています。そういうときには、編集室のメンバーもの原稿やパソコンに向かうのを休めて、外部にある2ヶ所の倉庫に向かって棚卸しを手伝います。一つの倉庫はこの嵯峨にあるために、この人混みの中を車を進めていくというストレスがあるのですが……。

blog_MG_1834.jpgなんとか倉庫にたどり着き、二人ずつでペアを組んで手分けをし、在庫の数を確認します。去年までは整理はされているもののかなり大変な作業でしたが、今年度は、若いスタッフ二人が掛りきりで整理をしてくれていましたので、こんなにすっきり。まぁ前の状況をご存知でない皆さんにはなんのことだか?でしょうが、とにかく久しぶりに倉庫に行った私などは、感嘆の声を上げた次第です。

blog_MG_1833.jpg例年だと2時間程度かかっていたこの倉庫の棚卸し作業が、今年は1時間足らずで完了。あっけないほどでした。

倉庫の外には目を和ませてくれる花木もあります。これから桜の季節。さらに観光客は増えることでしょう。

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境内の花たち

週初めの朝、起きると表に出て適当な花を見つけては伐り、束ねて研究所まで持ってきては、ところどころに花を生けたりしているのですが、今日は週末なので境内の花を見て回って、写真にだけ収めてきました。

もう東京では桜が開花したと聞いていますが、こちらはまだ、少しずついろいろな花が開きかけてきたところです。まだ少し肌寒いですしね。

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まずは、山茱萸。まだ朝日が昇ったばかりなので、ちょっと暗くて黄色が鮮やかに見えませんが、ごく最近、咲き始めました。昨年、庭師さんが剪定しすぎた感がありますね。

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ちょっと大きくなったふきのとう。小さいうちに摘み取ったのは、天ぷらにして美味しく頂きました。

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ふきのとうがもっと伸びるとこんな風になります。

blog_MG_1817.jpgこちらは姫立金花(ひめりゅうきんか)。暗くなると閉じている花びらが、あかるくなると一杯に開いて、キラキラの黄色の花びらを見せてくれるのです。今はまだ寝起きと云ったところですね。となりにはクリスマスローズもたくさん開花しています。

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白い八重のボタン。花のつぼみは一杯あるのですが、咲いていたのは二輪だけ。藪椿より少し遅いですが、大好きな美しい白い花の一つです。

blog_MG_1830.jpgこちらは藪椿。まさしく竹藪のそばにある大きな木です。この椿の枝をよく研究所に持ってきています。

blog_MG_1825.jpg最後は白木蓮。まだ蕾は硬い様子ですが、これから一気に花が咲くことでしょう。お浄土のように……。

さて、年度末が近づいてきています。今日は研究所の在庫棚卸しの予定です。いい一日をお過ごし下さい。

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