一度きりの人生
私も高校生の頃から一眼レフを持って写真に興味を持ち、それから40年になるでしょうか、何度もマイブームが来たり去ったりしつつも、ここ数年、また撮影意欲があり写真を撮ることに興味を引かれています。
いいのが撮れるとInstagramにアップしたりするのですが、Instagramのハッシュタグに「#写真好きな人と繋がりたい」というのがあったりして、そのタグを辿ると、皆さんが自慢の写真を沢山アップされていて、ここに交じるのはなかなか勇気が要るなと思うほどです。
ところで、西本喜美子さんという方をご存知ですか?
最近、NHKの番組でも採り上げられていた、そう、自虐的ともいえるユニークな自撮り写真で有名なお婆ちゃんです。ご覧になった方もおありでしょう。
Googleの画像検索で探してみると、こんなのが表示されます。これ、人に撮って貰っているわけではなく、自分でカメラをセットして自らがモデルになって構図を考えて撮られているのです。そして、西本さんは90歳にもかかわらず、Twitter、Facebook、Instagramを駆使し、ご自身のブログもあります。ブログの名前は「西本喜美子の創作生活」。
私の創作活動の記録です(1928.5月生、90歳)。72才で初めてカメラをさわり74才で初めてMacをさわり、試行錯誤しながらも素敵な写真仲間達と共に、人生を100倍楽しんでいます。
と書いてあります。驚くと共に素晴らしいですよね。ブログ自体はしばらく更新されていない模様で、今は主に、Instagramにアップされているようですね。
息子さんは名の通ったアーティストなのですが、彼が故郷の熊本ではじめた写真塾に母親である喜美子さんが通い出したのがきっかけだとか。それも72歳でですよ。パソコンまでやり出して、今や、ものすごいフォロワーがついているわけです。
田舎のお寺で生活していると多くのお年寄りと関わることが少なくありません。中には奥さんやご主人に先立たれて凹んでしまう人たちの多いこと。でも、中には歳を取ってもキラキラとしている方もおられます。
ある程度歳を取ってからでもはじめられることもありますね。一度きりの人生、他人にわからないことでもいいですから、なにか見つけて楽しんで生きようではありませんか。
あの写真を撮られている方ですね。すごい写真です。
私の住む田舎では写真教室は殆んど無くカメラの使い方やパソコンで加工なんかを教えてもらうくらいでして、大きな会に入ってみたものの本部に送った写真の添削は要領をえず、会の中では上手な自信家の人たちによる牽制の繰り返しで下手同士は”お茶飲み会”に。
何年たっても費用の割にはあまり意味が無いと思い退会しました。
一眼レフなど今更買うお金もありませんが手持ちのコンパクトカメラで気が向いた時にポツリポツリ撮っていきたいと思っております。
いつも拝見していて「ああ、このブログのような写真が撮りたい。」と思いますが自分の写真は・・・
心の修行ができていません。
森野啄木さま。いつもコメントをいただき、ありがとうございます。
私もNHK文化講座のカメラ教室に基礎からやり直そうと思って通って3年ほどになります。今は先生との講座の後の呑み会を楽しみにしているくらいですが。(笑)
西本さんは一眼レフは使っておられますが、基本的にProgramモードで撮られているようで、絞りがどうこう、シャッタースピードがどうこうという技術的なことはあまりわからないようです。
それより、構図や企画ですね、すごいのは。こんなお年寄り、あまりいないですよね。