サンガセミナー2017第3回の御案内
9月になって一旦涼しくなったと思ったのですが、またまた蒸し暑いここ数日。今年の仲秋の名月は来月初旬のようですが、はやく秋の風に吹かれたいものです。
さて、あと2週間ほどのち、9月20日に、今年度のサンガセミナー第3回目「日々の花講座 -秋口の花を生ける-」講座と「お寺で写真講座 - 一眼レフカメラを使いこなそう -」を開催します。「日々の花講座」はすでに募集人数に達していますが、「お寺で写真講座」については、まだお申し込み可能です。
先般、その会場となる南禅寺山内の大寧軒(通常非公開)に、講師の柴田明蘭先生と一緒に、下見に行ってきました。ただ今、少し工事中ですが、門はこんな感じです。ご参加の方に参考になれば。
厳密には現在はお寺ではないので、「お寺で写真講座」というのは少しまやかしとも言えますが、大本山南禅寺の管理下にあり、また山内でもありますので、そこのところはご容赦を。旧来は「大寧寺」という寺院であったものが一時期、どなたかの別荘のようになってしまっていたようです。
お花の講座や、座学を行なう室内の様子を見せていただいたあと、庭園へ。そこで唖然としました。というのは、今回のカメラ講座は、シャッタースピード優先などを学ぶために、水の流れがあるところをということで探し当てたこの大寧軒なのですが、なんと、池の水がすべて抜かれているではありませんか。柴田先生と二人、大汗をかきました。大慌てで南禅寺の担当の方に確認して貰ったところ、現在、工事の関係で水を抜いてあるけれども、講座前日までには池に水が戻っているとのこと。二人で胸をなで下ろしました。
というわけで、当日には、おそらく琵琶湖疎水の水をとりいれていると思われる、水豊かな庭園を撮影することができるはずです。今からでもお申し込み可能です。是非どうぞ。
あえて庭の全容はお見せしないでおきましょう。
本日、無事に点心が終わりました。
バジル、イタリアンパセリ、ラズベリーも前日からブランデーに漬けて飾りつけました。
大寧軒、素敵なところのようで来週、楽しみにしております。
よろしくお願いいたします。
mimozaさん、コメントをありがとうございます。円福僧堂の典座さんに負けじと、頑張られたようですね。では、大寧軒、お楽しみに。
ありがとうございます。
本日の点心でもう一つ、こだわった事を書かせて下さい。
それは雲水さんを迎える玄関のお花です。
9月9日の重陽の節句は終わりましたが旧暦だったらまだ大丈夫なのでお玄関のお花は五本立ての竹に五本の小さな菊に五色の着せ綿をいたしました。
真綿の五色の着せ綿は染め司吉岡さんによって染められた真綿で京都のお花屋さんに分けて頂きました。
雲水さんがお玄関を通られた時の少しの風で着せ綿が全て飛んでしまい黄色の着せ綿だけが一時行方不明になりましたがふうすさんの袈裟にくっついていて大丈夫でした。
とても貴重な着せ綿だったの見つかって良かったです。
大寧軒で、その素敵な設えの写真があれば是非お見せ下さい。私の方が失念していたら、声を掛けてでも見せて下さい。
雲水って、おそらく、その設えにちゃんと気付かなかったのでしょうね。颯爽としているのはいいのですが、そういう気配りができないことが多いと我が振り見て思います。そういうこともきちんとできて、やっと一人前の雲水なのでしょう。
はい、点心写真集、持っていきます^_^
雲水さん、どなたもお花なんか見てられません^_^
逆にお若い雲水さんが着せ綿でございますね…なんて言われたら怖いです^_^
おもてなし心と自己満足のためにしております。