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研究所の花 2017/7

7月に入るや急に蒸し暑くなり、夜も寝苦しくなりました。個人的に、全くもって夏は苦手です。
僧堂にいるときも、寒い寒い冬の方が夏よりずっとよかった覚えがあります。冬が恋しいこの頃。とバカなことも言ってられませんね。

blog_AC_2088.jpgあっという間に7月となり、関東など7月盆を迎えるところの和尚様たちは、そろそろ慌ただしい思いをされているのではないでしょうか。そういうときこそ脚下照顧だと、無文老師はおっしゃるかもしれません。無文老師には半夏生をお供えしました。

自坊で自ら勝手にビオトープと名付けていつも水を取り入れている雑草湿地に、何年か前に植えた半夏生。去年はまったくダメで全く姿を見せず、もうなくなってしまったかと思っていたのですが、今年は姿を見せてくれました。去年は水があまり入らなかったのですが、今年はちょっと工夫をして水が流れるようになったからでしょうか。

blog_AC_2086.jpgそして応接室の達磨大師真前には、ヒメヒオウギズイセンとユリを。自坊のユリもそろそろおしまいです。

玄関先や廊下などには、まだまだ勢いよく咲いている紫陽花を生けました。

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そういえば、サンガセミナー9月開催の「日々の花」講座は、早々に定員20名に達してしまいました。毎年人気の講座です。花がある生活は楽しいですね。

by admin  at 09:00
コメント
  1. いつも美しく生けられたお花を拝見し、
    ほんとに季節のお花の素晴らしさを感じております。暑い夏には涼しいお花、元気な色のお花が咲くのは不思議ですねぇ。
    半夏生、とても綺麗ですね、うちのは緑のままで
    お化粧もしていません。どうしたんでしょう…

    春の点心は無事に終わりました。

    by Mimoza  2017年7月12日 01:36
  2. Mimozaさま、コメントありがとうございます。点心、無事におわったようで良かったですね。オシャレな点心は雲水さん達に喜ばれましたでしょうね。
    半夏生ですが、うちも鉢植えのが今年は色が変わらないのです。なぜなのかネットで調べてみたところ、白くなるには、蕾ができなくてはならないそうで、油かすなど窒素肥料などが過剰になると、蕾が出来難くなってしまい、葉っぱが白くならないそうです。
    窒素分の少ない肥料を元肥にして植え替えられてみては如何でしょうか。

    by 禅文化研究所  2017年7月13日 09:24
  3. 半夏生の事、お調べ下さりありがとうございます。睡蓮鉢にいっぱい油粕を入れて育ててました!粗食気味にします。
    点心ですがオシャレなのは桜のテーブルセッティングくらいで若者メニューにしたのですがデザートまで20分もかからず食べ終えられ、え〜〜っと言う感じでした。私の初点心だったので余力を残すメニューにして後片付けも楽なようにお皿も少なくしましたが母は私の2倍以上は作っていました。次回はもう少し作ります。
    綺麗に召し上がって頂き嬉しかったです。

    by Mimoza  2017年7月14日 00:11
  4. Mimozaさま。油かす!それが原因ですね。来年はきれいな白い葉っぱがたくさん出ることでしょう。
    ところで、雲水は食べるのがものすごく速いのです。僧堂生活の中でそのように育てられますから致し方有りませんが、供養される方にとってはあっけなくて、ほんとに味わって食べてるのかと心配になることでしょう。申し訳ありません。
    ともかく、ご供養いただいたものはきれいにいただくというのがモットーですし、普段欠食気味の雲水ですから、2倍あってもぺろっと平らげることでしょう。

    by 禅文化研究所  2017年7月14日 09:13
  5. 母の点心を食べ過ぎて動けなくなった雲水さんがおられてお寺から迎えに来てもらった事もあったと母が言っております。いったいどれだけ作っていたのか…
    今日は私が頂き切れないお菓子と巨大なコーヒーゼリーを2つ作ってお寺に持って行きました。ダンボールに入れて運んでたので暑い中、草引きされていた雲水さんが来て下さいました。女子力のかけらもない巨大ゼリーですが兎に角、量で美味しかったら良しとしてアイスクリームをのせてねと言ってお渡しいたしました。庭のお花も。
    もう咲いていた水引草、時計草、藤うつぎ、ワイルドオーツなど。
    私はこの夏の典座さんのお料理は都合がつかず残念ながら頂くことができませんでした。次の機会を楽しみにしています。

    by Mimoza  2017年7月14日 23:41
  6. 私も雲水時代に、迎えには来て貰うようなことはなかったですが、点心でいつもかなりの量を美味しくいただいていました。胃拡張になるのではないかと思うほどでした。懐かしい思い出です。
    ともかく、せっせと僧堂に供養していただく方は、有難い限りです。

    by 禅文化研究所  2017年7月18日 09:59
  7. 母が心を込めて作った点心を食べた雲水さんが其の後、美味しかったと言って下さってるのを思わぬところからお聞きしてとても嬉しくおもって感謝しています。食事の作り手は食べてる相手が見えて、食べる側は作り手の顔がわかって頂く食事の大切さを痛感している今日この頃です。何事も食べるというところから始まるので食事は大切にしていこうと思います。
    日々の花講座、今回はお友達と参加させてもらいます。
    とても楽しみにしております。
    都合で行けなかったお友達も雨宮先生のインスタのフォロワーになったり、本を購入してお茶事の待合に用意したりしています。
    よろしくお願いします。

    by Mimoza  2017年7月18日 20:31
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