トップページ » 2013年12月12日

百尺の金鱗

 

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職員自坊の花

小生、ただ今、『毒湛和尚語録(どくたんおしょうごろく)』という文献を読んでいます。
毒湛和尚は、明治期を代表する禅僧の一人です。
そこに、こんな偈頌(げじゅ・漢詩)があります。

 

百尺金鱗躍搏天、騰光照射景陽巓。

漢文のままだと、とても難しいので読み下します。

百尺の金鱗(きんりん)、躍(おど)って天を搏(う)つ、光を騰(は)せて照射す、景陽の巓(いただ)き。

「百尺の金鱗が躍り上がって天を打ち、光を発して景陽山の頂きを照らしている」という意味です。これは毒湛さんが、名古屋市の景陽山総見寺という寺に行かれた時の偈頌です。
そこで問題です。この「百尺の金鱗」は、具体的に何を言っているものでしょうか?
「具体的」という言葉でもうお分かりでしょう。特に名古屋に住んでおられるかたには簡単な問題です。

おわかりになられた方は、コメント欄にご記入ください!(ペンネームで結構です。メールアドレスは必ずご記入ください)。正解者の方(先着3名)には、研究所のカレンダーをプレゼントさせていただきます。

*正解は、来週月曜日に掲載させていただきます。

by admin  at 07:30  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)