Feb 06
2013
高知へ その2
高知へ その1に続き、高知旅行初日の夜は、同じ釜の飯を食んだ仲間が集い、賑やかに還暦の会を終えました。
翌朝、還暦を迎えた和尚が住持(兼務)をする、夢窓疎石(1275~1351)が創建された吸江寺(ぎゅうこうじ)へ参拝しました。
吸江寺は五台山公園の麓に位置し、高知港が見渡せるちょっと高台にあります。以前は、寺の門前まで港だったということですが、夢窓国師はこのような景観の土地を好んで寺を建立されたそうです。
今は残っていませんが、記録によると夢窓国師が作庭された庭もあったそうです。
こんなパゴダ(ビルマの慰霊塔)が禅寺にあるのを未だかつて知りませんでしたが、聞くところによると、この高知からは戦時中、ビルマ(現ミャンマー)に出兵した兵士が多くいたようで、戦死した彼らの慰霊塔として建てられたとのこと。今もパゴダの会に所属する人たちが定期的に参拝に来たり、ミャンマーを訪れたりしているようです。
パゴダ内に祀られる本尊は、国の重要文化財に指定されている地蔵菩薩坐像で、これは、夢窓国師が足利尊氏の守り本尊を移してきたと伝えられています。
つづく
by admin at 07:30
キバナアマという黄色の花が出てきますが、大きな写真はないでしょうか?google検索のキバナアマと異なるようなので、興味があります
宮川照男さま
コメントをありがとうございます。当時の写真を探してみましたが、大きな写真はなかったのですが、ブログに上げる前の元写真データから、部分的に切り取ってみました。
こちらです。⇒キバナアマ
参考になりますでしょうか。
いきなり失礼します。熊本在住の古閑と申します。
「高知 パゴダ」で検索していて辿り着きました。
1つ質問させて下さい。
私も以前、吸江寺に行った事があるのですが、誰も居なくてパゴダに入れるんだかどうだか、何もわからないいまま帰ってしまいました。
お写真見ると扉が開いていますが、常時開いているのでしょうか?
古閑敬二さま
コメントをいただきました。吸江寺は、今、長谷寺(https://choukokuji.business.site/)のご住職が兼務されている寺院ですので、通常、誰も常駐されていません。
もちろん、バコダにも鍵が閉まっていて中をみることはできないと思います。長谷寺様にお尋ねになってみては如何でしょうか。