トップページ » 2012年7月10日

日本印度学仏教学会第63回学術大会




120710.jpg

6月30日・7月1日と、横浜の鶴見大学で行われた、日本印度学仏教学会第63回学術大会に参加してきました。
世界的にも高い水準にある、日本の印度学仏教学の年に1回の学会とあって、外国人研究者も多く参加されていました。

今回は曹洞宗系の大学である、鶴見大学が会場であったこともあり、特別部会「いま、あらためて禅の現代性を問う」が置かれるなど、禅関係の発表も例年よりは多く、いろいろな面から勉強させていただきました。
発表者のなかには弊所の『雲水日記-絵で見る禅の修行生活-』を引用して、発表された方もいらっしゃいました。

今回の学会の最大のハイライトが、花園大学の佐々木閑教授による、大乗仏教の起源をめぐる最近の研究への批判のご発表であったことは、まず異論のないところでしょう(私もそちらを拝聴するために馳せ参じました)。

日本印度学仏教学会第63回学術大会の続きを読む

by admin  at 07:30  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)