頭塔。「ずとう」と読みます。 奈良時代の塔ですが、いまだに説明を読んでも私にはいったいこれが何であるのか理解するに至っていません。 そういった学術的理解はさておき、民家の中に突然現れるこの仏さんの数々に圧倒され、京都よりまだ一昔前の時代のものが、当たり前であるかのように町中に残っている不思議とありがたさに満たされるのです。 口をぽかんとあけて、「はぁ…」「ほーっ」と感嘆の声をもらしつつ周りをぐるっと一周させていただきました。