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新しい公益法人制度への移行

既報の通り禅文化研究所は、新制度の施行に伴い公益財団法人へ移行すべく、今年の秋に申請書を提出するための準備を進めている。
先日、内閣府にある公益認定等委員会まで移行に関する窓口相談に行ってきた。
相談事項は事業の公益性と定款の内容が中心であったが、研究所の目的である禅および禅文化の普及は公益性が認められるものの、個別の事業についてはチェックの入るものもあり、申請までには検討すべき課題も多い。
全国の公益法人数(今回の対象は財団法人と社団法人)は2万5千で、そのうち申請を行なっているのがまだ1割ほどである。23年度と24年度に集中するようだが、公益法人と一般法人のどちらに移行するか未定の法人も2割程度ある。人員の豊富な大規模法人ならいいが、小規模法人では事務処理の負担が躊躇する要因の一つとなっているようである。
研究所も小さな組織ではあるが、スタッフ一人一人が公益という意識を持って仕事をしている。課題をクリアしつつ目標に向けて進んでゆきたい。

by admin  at 07:30
コメント
  1. ブログ禅御中
    2011年2月4日
    前略。
    ◎「新しい公益法人制度への移行」。

    無著道忠禅師の著作、

    『虚堂録犁耕』
    『五家正宗賛助桀』
    『大慧普覚禅師書栲栳珠』

    以上3書について、データの作成と公開を行なえば、大いに公益の実現に繋がるのではないでしょうか。ご検討をお願いします。
    なお、貴所オンラインショップは、『大慧普覚禅師書栲珠』と「栳」が脱けています。

                          東北寺 藤田吉秋
                          toubokuji@nifty.com

    by 藤田 吉秋  2011年2月 4日 08:38
  2. 東北寺さま

    いつもコメントありがとうございます。
    世間を騒がしている日本相撲協会の公益法人化は論外ですが、研究所が公益認定を得るまでにもまだまだクリアすべき点があります。
    各種データも順次公開できるよう検討しております。
    『大慧普覚禅師書栲珠』の件、失礼いたしました。訂正しておきます。

    by 禅文化研究所  2011年2月 4日 10:36
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