トップページ » 2010年11月17日

システィーナ歌舞伎「スサノオsusanoo」 -大塚国際美術館(鳴門)-




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徳島県鳴門市の、大塚国際美術館にて昨年より始まったというシスティーナ歌舞伎を観劇に訪れました。
私自身、能や狂言は好きでよく観にでかけますが、歌舞伎はどうも苦手でして(ファンの方申し訳ないです、好みです)よほどの機会が無い限りでかけないのですが、システィーナ礼拝堂を模したホール、異空間で行われる近松門左衛門「日本振袖始」のスサノオ?!どういった事になるのだろうと楽しみにでかけました。

歌舞伎役者のみならず、徳島での上演という事で、阿波浄瑠璃や、スサノオという題材から、石見神楽のヤマタノオロチまで登場するシスティーナ歌舞伎版のスサノオ!!!
母方の里が出雲の私としましては、幼い頃より、訪れる度に耳にした神話や地名など、馴染み深い題材という事もあり、一度で何度も美味しいような舞台にひきこまれてゆきました。
クライマックスの高揚感は、なるほど能や狂言では味わえないような、また違う感動があり、芸道の素晴らしさに心打たれるひとときとなりました。

ここでまた、毎度引用して恐縮ですが、弊所発行の『歩々清風』堀内宗心宗匠著の一文を思い出しました。

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by admin  at 07:30  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)