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大護摩會 -岩屋山 志明院- 京都市北区




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昨年初めて訪れて衝撃を受けた京都市北区・雲ケ畑にある志明院の大護摩会
本年もありがたい事にお参りさせていただく機会を得ました(4月29日)。
詳しい説明は昨年の記事をご覧いただくとして、本年も訪れて得た感想を。

禅の世界でも、“今”を生きる事を大切にします。そして己というものを明らかにしてゆく……。でも、なかなかに我々は日々の雑事に心奪われたり、煩悩にまどわされ、“今”を大切に生きていられない事があります。
そんな中、節目節目にある様々な行事は、自らを悔い改めるのにとても良い機会を与えてくれます。
私にとってはこの大護摩會もその一つ。お正月を終え、節分を終え、お彼岸を終え、桜が終わる頃、昨年こちらでいただいたお札を焚き、その後の炭の上を渡り、一年の無病息災を願う。

もくもくと燃える護摩焚きの炎や煙を見ていると、自然と「1年護られていたなぁ。あ
りがたいなぁ」というような気持ちが湧き、世界の人々の平和と安心をも願わずにはいられません。また、自身に例え大変な事があった年であっても、「ありがたいな」と心底思えるのです。
そしてこれからまた迎える1年の無病息災を心より願います。

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by admin  at 07:30  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)