トップページ » 2009年4月30日

京都御所 春季特別一般公開



美しい松の木

京都御所、春の一般公開にでかけて参りました。
前回、初めてに訪れてから、王朝絵巻さながらの世界に魅了され、飽きずに今回も。
あいにくの雨にも関わらず、多くの人が訪れていました。

さて、皆さんは御所や京都御苑といえば、まず何を思われますか?
普段、自転車で御苑内を通り抜けさせていただいている私は、松の美しさが非常に印象深く胸に焼き付いています。いつ通っても必ず、「なんて美しいのだろう」と見とれる荘厳な美しさが1本1本にあります。
そういうわけで、今回は宮内庁職員の方に色々と質問させていただきました。
まず、御所内にはだいたい700本以上の松が植えられているようです。そして、御所内の庭木の世話は、宮内庁の技官である庭師が2人専属でいらっしゃり、毎日手入れをされていらっしゃるのだとか。
しかしそれでも足りない為、京都の造園会社から3人ほどのヘルプが必要だそうです。
また、松の春先の芽積みや、成長が止まった時期に行われる剪定の際には、その年の予算にもよるそうですが、20~30人の庭師が入り、どんなに高い松の上にも登り、作業をされるとの事。
なるほど、美しく美しく保たれている裏には、このような大変な努力があるのですね。

その他、歴史的な事や建造物に関しても、非常に詳しくご説明下さいました。是非皆さんもせっかく足を運ばれるのでしたら、宮内庁職員の方に色々とお尋ねになる事をオススメします。とても詳しくご教授下さいます。

霧島躑躅が満開

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by admin  at 07:30  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)