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海住山寺 -ひっそり佇む国宝五重塔-

海住山寺

京都は木津川市、加茂にある海住山寺(かいじゅうせんじ)を訪れました。
この辺りは、美しい日本の風景が多々残っており、海住山寺へと続く道は、「本当にこの道の先に国宝の五重の塔などあるのだろうか?!」と思わせられるような、車一台通ればいっぱいの道を小高い山上へと登って行きます。
聖武天皇の勅願で735年に建立されたとのことですから、よほどこの地には立派な寺院を建立する因縁があったのでしょう。
国宝五重塔は、1214年に建てられており、昭和の大修理で初重の軒下に裳階が復元され、法隆寺とこちらの寺でしか見られない珍しい造りとなっています。
木津川市には、まだたくさんの古刹があり、京都市内に見られる寺院よりもさらに古い日本人の信仰を肌に感じられるような気がして、最近わたしの中で熱いスポットなのです!

海住山寺_国宝五重塔
by admin  at 07:30
コメント
  1. 以前から、木津川沿いのこのあたりの岡を早足ではなくてゆっくり歩いてみたいものだと思っています。旧奈良街道であったり、伊賀に行く道など。。
    記事を読ませていただくと気持ちよさそうな感じが伝わってきます。
    ありがとうございました。

    by 匿名  2008年10月24日 09:40
  2. こちらこそ、コメントいただきありがとうございました。
    また来月にもこのあたりを訪れる予定です。
    街道を歩くというのも、このあたりだと本当に風情があってよろしいですねぇ。
    この間こちらのお寺を訪れた時には、お参り&ハイキングをされているご年配の方々とすれ違いました。皆さんとても楽しそうなお姿が印象的でした。

    それでは、これからもどうぞよろしくお願い致します。

    by 禅文化研究所  2008年10月24日 10:06
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