トップページ » 2007年9月28日

タージ・マハルと色とりどりのサリー -インド-

 


タージ・マハル

 

タージ・マハル。
インドと言えばまず思い浮かべるものナンバー1ではないだろうか。
しかし、それが一体何の遺跡?であるのかを知っている人は少ないかもしれない。
実は、王妃の墓なのである。
ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが王妃の死を悼み、約20年の歳月をかけ、世界中より美しい石、また労働者達を集め建造した、インド=イスラーム文化の代表的建築なのだ。
この大事業で、国費が傾いたとされる説がある。死してなお、傾国の女となりうる妃。どのような女性だったのであろう。
さらに王は、タージ・マハル裏に流れる川をはさんだ向こう岸に、自らの墓、黒タージを造ろうとし、息子に幽閉される事となる。結局のところ、王妃と一緒の墓に眠る事となった。
女性ならば、「こんなに愛されるなんて(うらやましい)・・・でも死ぬ前につくして欲しい」
男性ならば、「とんでもない・・・」といった感想を持つのだろうか・・・。

色とりどりのサリーに身をつつむ女性達

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by admin  at 07:30  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)