トップページ » 2006年8月 8日

婆子焼庵_『五灯会元』より

ただいま小衲、『五灯会元』全二十巻の全文訓読を進めています。

現在巻第二十、いよいよ終わりに近づきました。が、八月盆に忙殺され、最後の二十人が終わりません。因みに、立伝者に通し番号を付けてみました。なんと、最後の徳山子涓禅師は、2039番でした。

ところで、『五灯会元』は、よく整理された文献で、有名な公案が目白押しです。「婆子焼庵」という、余りにも有名な公案がありますが、これは、『五灯会元』巻六の「亡名道婆」五則のうちの一則です。


庵_西村惠信画



あの故山田無文老師の名調子をお借りすると、

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by admin  at 08:30  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)