公益財団法人 禅文化研究所

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山中独語
著・伊賀洋昭(瑞陽寺先住職)
46判上製/240頁
定価:2,090円(税込)
ISBN978-4-88182-199-2 C0015
発行日:2004/3/1
仏教ってなんだろう。その問いかけは人間って何だろう・生きるって何だろう・私って何だろう、という問いと同じ事になるのだと思う。熱血教師を辞して51歳で出家した筆者は、仏教とは何か、自己とは、生きるとは何かを問い続け、教師の世界も住職の世界も、根本的なところで一つであった と知る。皆さんが今いる世界も、そうではないでしょうか。今の自分の状況を見つめ直す為に、難しい事をしたり、難しい本を読むのではなく、著者の実体験そ のままのこのエッセイを読んでみてはいかがでしょうか。何かを見つけられるかもしれません。

第一章
死ぬのにもってこいの日/母よ、わたくしもいただきまする/安心を得る/「看護の日」に/詩人の哀しみ/いのちのつながり

第二章
学校には行かなくてもいいよ/随処に主となる/教師であるO君へ/動物園で/阿闍世の物語/いないいない、ばあー/自己実現/遊びをせんとや生まれけん/キレチャッテルケド イキテイル/がんぼたれの友情/A子ちゃんとの会話

第三章
パンドラの箱/高台寺幻夢/島への手紙/阿留辺幾夜宇和/『坊ちゃん』をめぐって 一/『坊ちゃん』をめぐって 二/『坊ちゃん』をめぐって 三/『坊ちゃん』をめぐって 四/花を弄すれば香衣に満つ

第四章
幸福になりうる力/御目のしずく/『信心銘』をめぐって 一/『信心銘』をめぐって 二/坐禅石物語/景清伝説―その一―/景清伝説―その二―/出雲路随伴記/死に方の選択/風に非ず幡に非ず

第五章
カイチュウ様/春日寸感/万緑の中や/藍の花が咲いた/彼岸近く/黒豆様/困難こそ宝物/こぞ・今年/薪ストーブを囲んで/小さな火

『山中独語』に寄せて平田 厚志
あとがき

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