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やえむぐら 巻の一 (意訳)
八重葎巻之一/つけたり、遠州高塚の四人姉妹の孝行物語/因果の理と来世を信じぬ断見邪道/蘇生して地獄を語った者の話/秦の荘襄王と白起/周の武帝の話/源義家の蘇生譚/醍醐天皇、地獄の苦を詠う/敏行朝臣/梶原景時/美濃の細民、蘇生して地獄を語る/わずかな善行が因で救われた者/地蔵菩薩による救済/地蔵菩薩の説法/鉄鼓をすべて射ぬいた悉陀太子/酔象で釈尊を襲った提婆達多/金鏘と馬麦の報いをうけた釈尊/釈氏を害した瑠璃太子の報い/釈尊を襲った優楼頻螺迦葉/釈尊、弟の難陀尊者をさとす/三代以前に仏教あらば/五千四十八巻のうちで/ 最も尊い法華経/再び、地蔵菩薩の説法/父母の追修には法華経が最も功徳ある/死後には何もない、という邪見/死は無分別識に戻ること/虚無寂滅の無分別識に安住し留まるのが黙照禅/晋の慧持法師/荘周の塚/虚無に安住して人を救わぬ黙照禅/菩提心なければ魔道に堕す/四弘誓願を実践せよ/菩薩の威儀/仏国土の因縁/利他行に勝る善事はない/宋の葛繁の利他行/菩提心の実践が悟後の修行/痴福は三世の冤/利他とは衆生無辺誓願度/遠州高塚の四人の娘の善行/四姉妹みなしごとなる/祖父が法華経写経をすすめる/法華経の仮名写経をはじめる/漢字にもまさる仮名文字/弘法大師のいろは/本書執筆のいきさつ/妙法蓮華経の字義/平仮名写経のすすめ
八重葎 卷之一(本文・注)
八重葎卷之一 附たり四娘孝記
解説 加藤 正俊
八重葎 卷之一 (原本影印)