公益財団法人 禅文化研究所

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季刊 禅文化 238号
2015年秋号 10月25日発刊 

定価:1,320円(税込)
発行日:2015/10/25
その才知を讃えられ「知恵伊豆」と称された松平信綱と深い縁のある、埼玉県新座市の金鳳山平林寺(臨済宗妙心寺派)。約13万坪におよぶ境内林に囲まれた伽藍では、開山・石室善玖禅師、中興開山・鉄山宗鈍禅師からの法灯が連綿と受け嗣がれ、いまも雲水が修行に励んでいる。
平成29年(2017)には鉄山禅師の400年遠諱法要が厳修される予定で、今秋はこれを記念した特別展「武蔵野の禅刹 平林寺-伝来の書画名宝展-」が開催中である(於花園大学歴史博物館)。
そこで、本誌でも改めてこの禅刹の歴史をひもとき、さまざまな角度から平林寺をご紹介すべく特集を組ませていただいた。

-特集 武蔵野の禅刹平林寺-
(1)
由緒と建築
平林寺縁起 ―堂宇で綴る歴史―/松竹寛山
(資料)平林寺世代表・大河内氏系図
(2) 平林寺と人物 一
平林寺中興 鉄山宗鈍と徳川家康/田中潤
(3) 平林寺と人物 二
松平信綱と平林寺/根岸茂夫
(4)自然環境
平林寺境内林の自然/荒尾精二
*グラビア 平林寺伝来の書画名宝
(5)平林寺の寺宝
グラビア作品解説/花園大学歴史博物館
ひとくち法話 自己の仏心を信じ切る/横田南嶺
臨床心理学と仏教、もしくは禅 (三)/丹治光浩
禅における心身について (十)
―ブッダ本来の言葉と禅 (五)/佐々木奘堂

臨済禅師1150年・白隠禅師250年遠諱 記念企画講演から
時流と禅 ―唐と宋の禅比較― /安永祖堂
禅宗語録入門読本 25 雲巌と洞山 (中)/小川隆
禅の見方、考え方 (三)
―捨てるということ ――放下著 (二)/古川周賢
三余居窓話 (余滴・八)―老いて学べば― /西村惠信
文化の爛熟と禅 (下) 要説・中国禅思想史43/伊吹敦
和尚さんの身体講座 (最終回)
―筋肉骨格系で腹を作る/樺島勝徳
睡猫庵歌話 (十) 漁夫ノ生涯竹一竿
―天ぷら屋のあるじ柴善之助―/大下一真
寺庭さんのリレー・エッセイ
―七分半の大切な時間/今長谷美穂
表紙解説/林祐一郎
いっぷく拝見
編集後記《すずろごと》
『禅文化』バックナンバー
禅文化研究所の本
切り絵/田中道男

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