公益財団法人 禅文化研究所

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刊行普及

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季刊 禅文化 237号
2015年夏号 7月25日発刊

定価:1,320円(税込)
発行日:2015/7/25
今回の特集は【大拙・寸心両居士の禅思想点描】です。
西洋世界に禅を知らしめたD. T. Suzukiこと鈴木大拙居士。そして、大拙と郷里を同じくする親友、寸心居士・西田幾多郎。後に日本を代表する宗教哲学者となるこのふたりが、中学以来の知己であり、ともに禅門に参じたことは、今以て不思議としかいいようがない。あるいは、これを必然というべきであろうか。
西田幾多郎没後70年、鈴木大拙50回忌にあたる今夏、この偉大なる宗教哲学者方の禅思想を今あらためて顕彰するため、その流れを汲む人たちに原稿をお寄せ頂き、報恩のための特集としたいと思います。

【特集 大拙・寸心両居士の禅思想点描】

鈴木大拙著『禅と日本文化』の衝撃/松岡正剛
敦煌文献と盤珪 ―大拙の禅思想史研究/小川隆
奇縁 ―大拙につばさをつけた人々―/太田浩史
西田幾多郎の根本思想/小坂国継
『十牛図』から見る西田哲学/森哲郎
おかげさま/岡村美穂子

禅における心身について (九)ブッダ本来の言葉と禅 (四)/佐々木奘堂     
善財童子の求道ものがたり (三十五)/小林圓照
❖グラビア 大拙・寸心の書
ひとくち法話 海を見よ/横田南嶺
禅の見方、考え方 (二)捨てるということ―放下著/古川周賢
河北正定に臨済禅師の遺跡を訪ねる (四)/衣川賢次
文化の爛熟と禅 (中) 要説・中国禅思想史42/伊吹敦
心理学と仏教、もしくは禅 (二)/丹治光浩
三余居窓話 (余滴・七) ―西田哲学管見― /西村惠信
部分から全体へ 寺院建築入門 (七)/佐々木日嘉里
和尚さんの身体講座 (四十六)自作の発酵サプリで持病を治す/樺島勝徳
睡猫庵歌話 (九) 死の淵から帰って見えるもの
―橋本喜典の十方世界現全身―/大下一真
真如寺と共に/江上正子
表紙解説/木村宣彰
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いっぷく拝見
編集後記《すずろごと》
『禅文化』バックナンバー
禅文化研究所の本
切り絵/田中道男

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