財団法人禅文化研究所

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歴代の所長・理事長

設立以来、現在までの所長・理事長の略歴を紹介します。

歴代所長

山田 無文(やまだ むもん)

就任期間 昭和39年1月~平成元年1月

明治33年7月16日愛知県に生まれる。早稲田中学、臨済宗大学を経て天龍寺僧堂にて修行。
妙心寺霊雲院住職、花園大学学長、(財)禅文化研究所所長、妙心寺派管長を歴任。昭和63年12月24日遷化。
花園大学名誉学長。
主な著書に、「無文全集」「碧巌録全提唱 全十巻」「臨済録」「十牛図」「毒語心経」「証道歌」「自己を見つめる」「和顔」「愛語」(禅文化研究所)、「むもん法話集」「むもん関講話」(春秋社)など多数。

平田 精耕(ひらた せいこう)

就任期間 平成元年1月~平成6年3月

大正13年8月26日京都に生まれる。京都大学文学部哲学科卒。天龍寺僧堂にて修行。
のち、西ドイツ留学を経て(財)禅文化研究所理事長・所長を歴任。平成3年2月天龍寺派管長に就任。前天龍寺僧堂師家。
平成20年1月9日遷化。
著書に、「禅からの発想」「雪月花つれづれ」(禅文化研究所)、「活人禅」「禅語辞典」(PHP研究所)など。

山田 宗敏(やまだ そうびん)

就任期間 平成6年4月~平成11年3月
大正9年岐阜県に生まれる。妙心寺僧堂にて修行。
花園大学卒、龍谷大学文学部卒、学徒動員で出征を経て、昭和26年大徳寺塔頭真珠庵住職。
大徳寺派宗務総長を経て、(財)禅文化研究所所長に就任。
平成20年3月25日遷化。著書に、「禅at大徳寺」(講談社、共著)、「大徳寺と禅」(淡交社、共著)、「資料 大徳寺の歴史」(毎日新聞社)、「大徳寺と一休」(禅文化研究所)など。

細川 景一(ほそかわ けいいつ)

就任期間 平成11年4月~平成12年5月
理事長欄を参照のこと。

平野 宗浄(ひらの そうじょう)

就任期間 平成12年5月26日前任者の残任期間より)~平成14年7月

昭和3年、大阪府堺市に生まれる。京都真珠庵山田宗憲和尚について得度。
花園大学仏教学部卒。神戸祥福僧堂、松島瑞巌僧堂にて修行、加藤隆芳老師に嗣法。
大津市祥瑞寺住職、禅文化研究所研究員・花園大学文学部教授を経て、昭和63年、瑞巌僧堂師家に就任。
瑞巌寺住職、花園大学名誉教授を歴任。
平成14年7月6日遷化。
著書に、「頓悟要門」「大燈禅の研究」「雲居和尚年譜」「大燈国師語録訓註」「雪江禅師語録訓註」「狂雲集全釈」「一休宗純」「一休和尚全集」など。

細川 景一(ほそかわ けいいつ)

就任期間 平成14年7月~平成17年3月
理事長欄を参照のこと。

西村 惠信(にしむら えしん)

就任期間 平成17年4月 平成28年6月

昭和8年、滋賀県生まれ。花園大学仏教学部仏教学科禅哲学専攻卒業の後、南禅寺専門道場に掛搭。
昭和34年、滋賀県興福寺住職。昭和35年、米国ペンデルヒル宗教研究所留学後、禅文化研究所所員。
昭和45年、京都大学大学院博士課程修了。花園大学文学部助教授、教授を経て、平成13年、花園大学学長。
平成17年同大学退職。現在に至る。
著書に、「己事究明の思想と方法」、「仏教徒であることの条件」、「無門関」、「露の光るように」、 「躍動する智慧」、「よい子に育つ仏の教え」、「禅坊主の後ろ髮」「無門関プロムナード」他多数

道前 慈明(どうまえ じみょう)

就任期間 平成28年6月~令和5年2月

昭和17年(1942)5月、福井市生まれ。 昭和47年、京都大学文学部哲学科博士課程中退。同年、大徳寺塔頭聚光院にて出家、宗閑と名付けられる。 昭和49年、鎌倉建長僧堂の湊素堂老師の膝下に掛搭、のち建仁僧堂に転錫。 平成3年、建仁寺派福成寺(京都市)住職就任、道号を慈明とする。永源僧堂の 仙巌室篠原大雄老師に通参し、平成12年に嗣法。 平成25年4月、永源僧堂師家ならびに永源寺派管長に就任。室号・槐安窟。 著書に訓注『槐安国語』全二巻(禅文化研究所)、『校訂本・宗門葛藤集』(同) がある。

松竹 寛山(まつたけ かんざん)

就任期間 令和5年3月~令和5年6月
理事長欄を参照のこと。

横田 南嶺(よこた なんれい)

就任期間 令和5年7月~

昭和39年和歌山県新宮市生まれ。
昭和62年筑波大学卒、在学中に出家得度し、卒業と同時に建仁寺僧堂で修行。
平成3年から円覚寺僧堂で修行し、平成11 年円覚寺僧堂師家、平成22年円覚寺派管長に就任。
平成29年花園大学総長に就任。室号・青松軒。
著書に『臨済録に学ぶ』『十牛図に学ぶ - 真の自己を尋ねて』(致知出版社)、『禅と出会う』『ZEN呼吸―「健康」は白隠さんからー』(春秋社)、『二度とない人生を生きるために』(PHP研究所)『パンダはどこにいる?』(青幻舎)他多数。

歴代理事長

村上 慈海(むらかみ じかい)

就任期間 昭和39年1月~昭和55年3月
明治35年、愛知県に生まれる。大正5年、鹿苑寺にて得度。
大谷大学哲学科を卒業後、天龍寺僧堂で修行。昭和10年、鹿苑寺住職となる。
相国寺派宗務総長、慈照寺特命住職などを歴任し、(財)禅文化研究所理事長に就任。

平田 精耕(ひらた せいこう)

就任期間 昭和55年4月~平成6年3月
所長欄を参照のこと。

細川 景一(ほそかわ けいいつ)

就任期間 平成6年4月~ 平成24年6月

昭和15年愛知県に生まれる。東京龍雲寺にて得度。
駒沢大学を経て、妙心寺僧堂で修行の後、東京龍雲寺住職となる。
妙心寺派宗会議員などを歴任の後、現在、妙心寺派宗務総長、(財)禅文化研究所理事長、同所長、花園大学理事長を兼任。
著書に「白馬蘆花に入る」など。

佐々木 道一(ささき どういつ)

就任期間 平成24年6月~ 平成30年6月

昭和27年岩手県に生まれる。
33歳で万寿僧堂の西尾宗滴老師について得度。
妙心僧堂での修行を経て、万寿僧堂に転錫し、宗滴老師に参じてその法を嗣ぐ。
平成18年、万寿寺住職、僧堂師家に就任。

松竹 寛山(まつたけ かんざん)

就任期間 平成30年6月~

昭和34(1959)年12月、長崎県諫早市の生まれ。昭和59(1984)年、日本大学大学院博士前期課程修了(心理学)、文学修士。昭和61(1986)年、平林僧堂に掛搭し、糸原圓應老師、野々村玄龍老師に就いて17年間修行して嗣法。平成16(2004)年、臨済宗妙心寺派布教師適認証取得、同17(2005)年妙心寺派東京禅センター主任、花園大学非常勤講師に就任。同21(2009)年、東洋大学非常勤講師就任、同23(2011)年に平林寺第25世住職に就任し、雲衲の接化に勤める。室号・江楓室。