公益財団法人 禅文化研究所

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調査研究

禅の庭研究会

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現状 研究終了
詳細 急激な速度で開発が進む京都にあって、『都林泉名所図会』(1799年刊)に代表される京都の姿を記録した資料、特に禅の庭を中心とした記録資料の作成は、将来に向かっての記録(アーカイブス)事業として急務であると考えます。
そこで、庭園史と造園、及び建築史の専門家を交え、歴史の中で変化してきた禅の庭(禅寺の庭)を、現代の映像記録技術を駆使し、記録するための研究を行ないました。
  • 平成12年 5月15日(月) 方針打ち合わせ。禅の庭か禅寺の庭かの検討。
  • 平成12年 7月 3日(月) 近世庭園研究学者による、禅の庭か禅寺の庭かの位置づけの違いを検討(例:天龍寺)。
  • 平成12年 8月21日(月) 光悦寺・山下惠光師(茶の心の具現化について)のお話を聞く。
  • 平成12年11月20日(月) 作庭の時代と当時の住持との関係に於ける庭の様式の違いを検討。
  • 平成12年12月21日(木) 本山と塔頭での庭園作風の違いについて検討(時代や寺院外護者、当時の住持などがどう関係するか)。
  • 平成13年 1月22日(月) 同上、表形式化について検討。
  • 平成13年 2月20日(火) 同上、表形式した上での議論。
なお、この研究会の成果は、マルチメディア研究班の禅の庭映像アーカイブ班で継続しています。
班長
班員
〔座長:尼崎博正(京都芸術短期大学学長)〕
仲 隆裕(京都造形芸術大学助教授)/矢ヶ崎善太郎(京都工芸繊維大学助教授)/児玉 修(映像工房サンガ代表)/栂 正隆・河野義方(禅文化研究所)